病と私(教員2年目の躁うつ日記)

双極性障害と一緒に暮らす大学生→教員()の日記とか思ったこと。

病名診断

 

 

正直 最初は考えもしなかったのですが、

私にしか(少数の人)できないことなんじゃないかなと思い、ブログに残すことにしました。

 

 

専門機関受診を決めた日

2月21日(金)

昨晩もよく眠れなかったが、7:00には目覚め、てきぱきと化粧や着替えを済ませ、朝ごはんも食べ終わった後、「今日は病院に行く。」と決めました。

 

 

突然こう思った理由は

①去年からお世話になっている教授の授業で(=再履修)、行かなければならないオリエンテーションを忘れていてすっぽかしてしまい、お呼び出しをくらい、その時の面談で専門機関の受診を勧められたこと。(この面談も2時間行った大面談だったので、詳細をまたブログにします)

②ここ1週間ほど、寝つきが異様に悪く、とても冴えていて、不安なことがあるというより、何かしていなければ、という落ち着かなさ等からベッドに入っても1~2時間眠れない状態が続いた。ようやく眠れても2時間ごとに目覚めてしまったり、ずっと夢を見ているような状態で寝た気がしなかったこと。

③上記②に加え、明らかに毎日睡眠時間が足りないのに、日中眠くなることもなく、動き回っていたこと。逆を言えば、疲れるほど動き回っているはずなのに、よく眠れなかったこと。

④過去に一度上記②③の経験があった(大学1年生の冬)こと。以前のこの状態(上記②③)になる少し前に、学校や電車で動悸が激しくなり、しばらく外に出られなくなるということがあった。(詳細あり)

 

なにより、疲れているはずなのに眠れないことは不快だったし、過去のこともあり、自分でも危ない状態なのではないかと思いました。教授の勧めもあり、今日絶対行こう!と決めました。

 

まず調べることからはじめました。「不眠、病院、心療内科、精神科」という検索ワードであとは家の近くを指定すると、まあ大量に出てくる。どこを受診すべきか正直、かなり迷います。口コミまで見た。やはり精神科などは医師と患者の相性も大切らしく、そういわれるともうキリがない。とりあえず、いろんなクリニックのHPにいって院長挨拶や経歴を見て直感で決めることにしました。そこで、私の通っている大学の准教授をやっていた先生が開業したクリニックを見つけて、顔写真をみても、しっかり診てくれそうな雰囲気だったし、口コミも良く、すぐ電話しました。

 

「おはようございます、初診の予約をしたいのですが…」

『初診ですね、申し訳ございませんが…当院大変混みあっておりまして、ご予約できるのは3月下旬になってしまうんですけれども。』

と言われ、今日診てもらいたかった私は、別の病院を探し、もう一度電話しました。しかし、そこも今日中の予約は厳しいとのこと。

当日は厳しいんだなと思ったのと、直感でピンときたところにしか行きたくなかった(この2つくらいしかなかった)ので、今日中に受診することは諦めました。

 

でも今日中に何か、何かしたいという思いが強く、教授に言われた、大学に設置されている機関(保健管理センターや学生相談)から利用してみなさいというのを思い出して、大学の保健管理センターに電話し、今日中にカウンセリング兼診察してもらえることにりました。

 

クリニックを紹介された

この時大学の保健管理センターには医師がいるということを初めて知りました。

カウンセリングが始まって、最初は眠れないという話で、先生は「睡眠薬少しだそうか。」と言っていたのですが、話をしていくうちに、「どうも軽躁状態だね、危ない。うちではその薬は出せないし、早めに診てもらう必要がある。」と言われました。「@@先生忙しいかなあ、診てもらえるかなあ、厳しいかもしれないなあ」とか迷いながら「いやかけるだけ電話かけてみよう」と電話してくれました。(16:00頃)

 

そしたら16:30には来て下さい、ということで紹介でクリニックに行くことになった。「このクリニック、わかる?実はここの先生は以前うちの大学にもいたんだよ、今も診察に来てくれる」と言って出された資料を見たら、私が朝一番最初に電話したクリニックだった。3月下旬まで予約とれないのに…とても幸運だと思いました。

 

気分よく、クリニックに向かいました。が、財布を家に忘れたことに気づき(保険証も入っているので)家に戻りました。爆速で🚲こいで往復20分という最短タイムをたたき出し、10分遅れでクリニックに到着。(ちゃんとクリニックに遅れることは連絡しました。)「大学から紹介された渡部です。」と言って受付しました。

 

クリニックでの待ち時間

全部の椅子が埋まってて座れないくらい人がいました。みんな静かで、スマホをいじってるか、下を向いて黙っていました。

私はというと、🚲で今までにないくらい長い距離を爆走したので、呼吸も上がっていて、躁状態も手伝ってか、黙って座ってるなんてできませんでした。スマホもゲームはやらないし、SNSで暇をつぶせるタイプではないので、置いてる本や雑誌(Newtonや精神病や障害に関する本ばかり。可愛いデザインの漢方やお薬図鑑もあった。)を立ち読みで読み続けてました。座って本読んでても落ち着かなくて、気付くと貧乏ゆすりしてたり。こわ。私が読んだやつ↓

[科学雑誌Newton]のNewton別冊『精神科医が語る 精神の病気』

めちゃくちゃ興味深い内容でした。一番最初のページからうつ病/双極性障害で、遺伝の影響が大きいことや、小中高学時代の非行行動もそういう精神的な病と深い関係があるらしい。[科学雑誌Newton]のNewton別冊『睡眠の教科書』皇帝の漢方薬図鑑

すると、患者さんと受付の人のやりとりで「すみません、診察まであとどれくらいかかりますか。」「えー、@@さんは一時間くらいですね。」「一度出てもいいですか。」「ええ、大丈夫ですよ。」という会話が聞こえました。16:30と言われたものの、実際に診察室に通されたのは18:00近かったです。

「急いできてくださったのに、ごめんなさいね。」と受付の人に言われました。3人ほど女の方が受付していましたが、みなさん感じが良くてもうこの時点でここで良かったと思いました。(ありがたい。)

 

双極性障害ADHD

結論から言うと、私は双極性障害いわゆる躁鬱病と、ADHD注意欠陥多動性障害らしいです。ただ、先生曰く、双極性障害がベースかADHDがベースかというのがあるらしく、次の診察時に調べると言われました。どちらがベースかで治療方法も変わるのかな。家族のことはめちゃくちゃ細かく聞かれました、あと友達がいるかとか。

とにかく今軽躁、躁状態でよくないので、と気分を落ち着かせる薬と眠れないので睡眠薬を出されました。週1で通院しなければならないらしいです。

 

正直、先生に言われるまでもなく、自分はかなり双極性障害っぽいぞと、診察前にNewtonを読んでいて思いました。

まず、これが初めてではなく、2回目だからです。双極性障害は繰り返すということ。5年以内の再発率は75%にまで登るそうです。3年以内は50%。見事に大学1年生の冬から3年以内に再発しました。そして、精神病は遺伝の影響がかなりあるということ。私の父は大学時代からうつ病を患っています。(私のお父さんはかなり普通じゃなくてめちゃくちゃ面白いのでまた別の記事にしますが)あとは父方のいとこがADHDで通級しています。血としては十分ですよね 笑 優秀な血です 笑 

 

そしてここ一週間の躁状態になる(躁転)前まで、寝ても寝ても疲れがとれず、1日に12時間以上寝てしまう、寝ても寝てもすっきりしない、何もやる気が起きない、いつもより深めの抑うつ状態が続いていたことも思い出しました。病院で雑誌を読んで最近の自分を振り返るまで、抑うつ状態だったことをすっかり忘れていたのです。ずっと私は陽気で明るく、気軽に人に話しかけたり、すごく活動的でまるでアメリカのコメディドラマに出てくる女性のようだったと思うのです。

 

しかし、抑うつ状態の日々を思い出して急に怖くなりました。

 

私は通常が軽めの抑うつ状態で躁転する前が深めの抑うつ状態、毎日、何をしても満足感がない、将来に希望を感じない、全てが逃避行動に感じる(意味を感じない)状態だったので、躁状態の何をしても楽しい、全てに意味を感じる、満たされている、希望いっぱい!!!幸せ!!!(Newtonでは多幸感、万能感と表現されていた)という状態なので、

 

当たり前に躁状態の前には戻りたくない!!

 

だから診察の時に

先生に「今めちゃくちゃ幸せなのでお薬のみたくないです〜〜🥺🥺」と言ったら

「浪費行動も見られるし、大きい借金とかしたら大変ですよ。絶対のんでください!」とピシャリと言われてしまいました。

 

 

帰りにお薬もらって帰ったのですが、

その日は夜に🙋‍♂️が遊びに来たのでお薬のまずに過ごしました🧏‍♀️🧏‍♀️(ピルまんで甘え起こしてしまった…)

 

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

次の記事は、私の双極性障害ADHDの具体的な症状

にしようと思います。